冷や汁

宮崎県に行ったことはまだない

先々週、母の日ということで宮崎のマンゴー『太陽のタマゴ』を義母と母にプレゼントしました。後日、すごく美味しかったと喜びの声をいただきました。

「まるごと宮崎」というウェブショップで購入したのですが、マンゴーと一緒に、これがおまけで同梱されていました。

わーい!思わぬおまけはちょっと嬉しいですね。

冷や汁って聞いた事はあったけど食べたことがなかった。暑い季節にさっぱりいただけそう。

さあ、今晩はこの冷や汁をいただいてみようと思います。

箱の中には、冷や汁のもとが3パック入っています。(味噌やいりこ、ごま、ちりめん、落花生などと味料が合わさっているもの)

用意するもの

麦ごはん(白米でも可)

きゅうり(薄く輪切り)少々

大葉(細切り)少々

ねぎ(小さく輪切り)少々

豆腐(冷や汁1袋に対して4分の1丁)

冷や汁を入れる器(すり鉢が雰囲気が出ておすすめ)

①器に冷や汁の元と豆腐を手でつぶしながら入れ、かき混ぜる。

②きゅうりの薄切りを浮かべ、大葉の細切り、ねぎをお好みで入れ出来上がり。

③あつあつの麦ごはんをお茶碗に8分目ほど盛り、出来た冷や汁を器の底からすくうようにして、お茶碗に汁が見えるくらいまでたっぷりかけて、人の目を気にせず、かきこむように豪快に食べるとおいしいです。

できました。

なんて簡単な。

でも、本当の冷や汁はもっと手間ひまかかりそう。

麦ごはんに冷や汁をかけ食べてみると、しっかりした出汁の味とちょっとクセのある魚の風味を感じます。きゅうりの歯ざわり涼しく、大葉とねぎのいい香りが食欲をそそります。これは自然とかきこんでしまいます。少し甘いのを想像していたのですがそんなことはなく、ごまのほのかな甘みを感じるくらいでさっぱりと食べやすい。

冷や汁の由来を調べてみました

宮崎県の代表的な起源は鎌倉時代で、鎌倉菅領家記録に「武家にては飯に汁かけ参らせ候、僧侶にては冷汁をかけ参らせ候」と記載されています。僧侶によって全国に流布したのがほとんどすたれ、気候風土に適していたと思われる所のみ残ったとされています。

魚を使っているから精進料理ではないと思いますが、僧侶も食べることができたのか疑問ですが。

冷や汁は宮崎のほかに埼玉、群馬や栃木などの北関東、山形にもあるそう。新潟には埼玉の冷や汁と類似した冷やし汁が存在します。

作り方や材料が地域によって少し違うみたいですが、他にも九州の各地には「冷や汁」料理があり、熊本県の阿曽周辺や鹿児島県などでは夏に家庭料理として食べられています。大分県津久見市近辺でも、焼き魚のほぐし身を使った「冷汁」が古くから食べられています。

宮崎県の冷や汁に類似する「さつま」が、岡山、広島、愛媛、香川にあります。これは香川薩摩地域の農民・漁師料理が起源だそう。

愛知県篠島で作られるニシ汁も、作り方が宮崎県の冷汁に類似しているそうです。

後半、もう名前だけではどんな食べ物なのかわかりませんね。機会があれば食べに行こうと思います。